「内装工の仕事って、きついんでしょ?」
内装工の仕事に興味を持っている人の中には、このような不安や迷いを持っている人も多いのではないでしょうか。
確かに、内装工の仕事は、体力的な負担や時間に追われることなど、きつい面もあります。
しかし、それだけではありません。
内装工の仕事は、自分の手で形に残る仕事であり、人々の生活に貢献できるやりがいのある仕事です。
そこで、今回は、内装工の仕事の「きつさ」と「やりがい」について、詳しく解説していきます。
内装工の仕事に興味を持っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なぜ内装工はきついといわれるのか?
内装工の仕事は、体力や精神的なタフさが求められる仕事です。そのため、きついというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
業務が多岐にわたるため、幅広く学ばないといけない。
内装工の仕事は、壁紙や床、天井などの仕上げ工事や、建具や設備の設置工事など、さまざまな工程を担当します。そのため、内装工として働くためには、これらの工程をすべて理解し、対応できるスキルや知識を身につける必要があります。
未経験の場合は、まずは専門分野を1つずつ身につけていくのが一般的です。しかし、現場の状況によっては、複数の作業を同時にこなさなければいけないこともあります。そのため、幅広い知識やスキルを身につけておく必要があるのです。
労働時間が長くなってしまう。
内装工の仕事は、朝早くから現場作業が始まります。また、照明があれば作業もできるため、納期の関係や店舗工事などは夜間に施工するケースも多く、生活リズムが変わってしまうこともあります。
さらに、内装工の仕事は、納期を守ることが重要です。そのため、残業や休日出勤が発生することも少なくありません。
体力的にきつい。
内装工の仕事では、重い材料を運んだり、高所で作業したりすることがあります。そのため、体力的な負担が大きい仕事です。
また、立ちっぱなしや同じ姿勢を保つ作業も多く、腰痛や肩こりなどのリスクがあります。
内装工の魅力ややりがいは?
自分の手で建物をつくり上げていく達成感
内装工の仕事は、壁紙や床、天井などの仕上げ工事や、建具や設備の設置工事など、さまざまな工程を担当します。そのため、自分の手で建物をつくり上げていく達成感を得ることができます。
また、内装工事は、建物の顔ともいえる部分を担当する仕事です。そのため、自分の仕事が人々の目に触れる機会が多く、やりがいを感じることができます。
資格がなくても手に職をつけることができる
内装工は、未経験者でも始めやすい職種です。内装工事は、チームで仕事をすることが多い仕事で先輩たちのサポートがあるため、未経験者でも必要な知識や技術を身につけることができます。
また、内装工は、資格がなくても働くことができます。そのため、資格取得に必要な費用や時間をかける必要がなく、すぐにでも働き始めることができます。
長く安定して働くことが出来る
内装工として手に職をつければ、長期的かつ安定して働くことができます。手に職をつけることで、定年退職後も独立して仕事を請け負うことができ、自らのスキルや経験を活かして新たなステージに進むことが可能です。また、他の建設業種と比較して天候に左右されることがないため、仕事の安定性も高いと言えます。
将来性について下記記事をご覧ください。
内装工の仕事は、美しさを生み出し、手に職をつけ、安定的に働くことができる素晴らしい職種です。
未経験者からでも始めやすく、自分の手で創り上げた成果物を見るたびに得られる達成感は、何よりも貴重なものです。
内装工の仕事が激務だと感じたら?
現在、激務な状況に置かれている内装業界。しかし、建設業界全体が変わりつつあり、働き方改革が進展していることをご存知でしょうか?2024年3月から、建設業界でも「働き方改革」が全面施行され、これにより働きやすい環境が整えられることが期待されています。
制度が整っている会社に転職をする
激務に苦しむならば、制度が整っている内装会社への転職を検討してみませんか?建設業の働き方改革に取り組んでいる先進的な企業では、働く環境が整備され、従業員の働きやすさが重視されています。有給休暇や労働時間の調整、研修プログラムの提供など、従業員の満足度を向上させるための様々な制度が整っています。
新しい働き方への変革は、建設業界においても大きな可能性を秘めています。制度が整った企業に転職することで、仕事と生活のバランスを整え、より充実したキャリアを築くことができるでしょう。
建設業の3Kは新3Kへ!働きやすい業界に
かつて、建設業は「3K」のイメージが強く、若い世代の離職率が非常に高かったことをご存知でしょうか?しかし近年、建設業界は大きな変化を遂げており、「新3K」と呼ばれる新しい働き方が注目されています。
従来の3Kは、建設業の労働環境を象徴する言葉として定着していました。
・きつい: 重労働や長時間労働
・汚い: 粉塵や泥汚れ
・危険: 高所作業や重機による事故
さらに、近年では以下の3点も指摘されています。
・給料が安い: 同年代の他の業種と比較して低い
・休暇が少ない: 年間取得日数が少ない
・かっこ悪い: 魅力的な仕事と見なされていない
これらの要素を含めて、「6K」と表現されることもあります。
新3Kへの取り組み
しかし、建設業界は人材不足に深刻な問題を抱えており、従来のイメージのままでは未来はありません。
そこで、国や業界団体は、「新3K」の実現に向けて様々な取り組みを進めています。
・給与: 能力や経験に基づく評価制度の導入、最低賃金の引き上げ
・休暇: 年間取得日数の増加、育児・介護休暇の取得促進
・希望: キャリアパスの明確化、技術力向上のための教育・研修
建設業界は、新3Kの実現に向けて着実に歩んでいます。従来の「3K」のイメージは過去のものとなり、「給与」「休暇」「希望」が重視される時代になっています。
建設業界は、社会インフラを支える重要な役割を担っています。新3Kの実現により、働きやすい環境が整備されれば、より多くの人材が建設業界に興味を持ち、活躍できるようになるでしょう
建設業界は、新3Kの実現に向けて着実に変化しています。体力に自信がある、ものづくりが好き、社会貢献したいという方にとって、魅力的な業界と言えるでしょう。
内装工の仕事は、体力的な負担や時間に追われることなど、きつい面もある仕事です。
しかし、その一方で、自分の手で形に残る仕事であり、人々の生活に貢献できるやりがいのある仕事です。
内装工の仕事に興味を持っている人は、ぜひこの記事を参考に、内装工の仕事の「きつさ」と「やりがい」を理解しておきましょう。
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