内装工事は建設業界で注目を浴びている職種の一つです。
ただ「業界の将来性は明るい?」「給与は上がりにくい?」など悩まれている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、内装工事の将来性、平均年収、そして給与上げる方法について詳しく解説します。
内装工事の仕事
内装工事とは、建物の内部の床・壁・天井などの仕上げを行う工事です。建築工事によって建物の躯体が完成した後に、内装工事によって建物の内部を美しく、機能的に仕上げます。
内装工事の種類は、大きく分けて以下の8つに分けられます。
1. 軽鉄工事(鋼製下地組立)
2. ボード工事
3. 壁紙工事(クロス工事)
4. 塗装工事
5. 左官工事
6. 床仕上げ工事
7. 建具工事
8. 家具工事
お客様の要望に応じて、それぞれの工事が組み合わさることで理想的な内装を実現します。
内装工事の詳細内容に関してはこちらの記事をご覧ください。
内装工事の将来性は?
内装工事の将来性はどうでしょうか?
結論から述べると、内装工事の将来性は明るいと言えます。
近年、AIや自動化技術が多くの分野で進化していますが、内装工事の仕事はまだまだ機械で完全に代替することは難しいでしょう。
1.内装工事は機械では代替不可能
AIや自動化技術が進歩している一方で、内装工事には人間の職人技が欠かせません。壁の塗装、フローリングの施工、クロスの張り替えなど、これらの作業は職人の技術と経験が必要です。また、お客様の要望に合わせた内装を提供するために、職人の技術と判断力が欠かせません。
緻密な作業やデザインのアイディアは、機械では難しい部分が多く、そのため内装工の需要は今後も安定するといえます。
2.内装工事の需要の安定
景気が良いときには、商業施設のオープンなどに伴うテナントの工事が増加し、景気の低迷期などにはリフォームやリノベーションの需要が高まる傾向があります。
新築とリフォームの需要がバランスを取りながら、内装工事の仕事は一定の安定性を維持しています。
3.バリアフリー工事への需要
近年、バリアフリー対応への関心が高まっています。高齢者や障がいのある人々に対する住環境の改善が求められ、これに伴い内装工事の仕事も増加しています。
内装工事の将来性は非常に明るいです。
技術が進歩し、社会のニーズが変化しても、内装工の存在は不可欠と言えるでしょう。
内装工の平均年収は?
内装工の平均年収は、求人ボックス給料ナビのデータによれば平均年収は約435万円と言われています。
これはあくまで平均値であり、個人の状況によって大きく変動します。
年収範囲は305万円から734万円の幅広い範囲に分布しており、この給与幅の広さには、内装工事業界の特性が大きく関係しており、年収に大きな差が生じています。
内装工の年収は、主に技術と経験に依存しており、高度な技術を持つ職人や経験豊富な内装工は高い年収を得ることができます。また、勤務先や地域によっても給与水準が異なり、これらの要因が年収に影響を与えます。
内装工の職業は、技術次第で年収を向上させることができます。
内装工での給与をアップさせるためには、継続的な成長と技術の向上が欠かせません。
内装工で給与アップする方法
先ほど述べたように内装工の年収は、スキルと経験に大きく依存しており、給与アップをするためにはいくつかの方法があります。ここでは、内装工が給与をアップさせる方法に焦点を当ててみましょう。
1. 資格の取得
内装工において、給与をアップさせるための一つの方法は、関連する資格を取得することです。以下に、給与アップに貢献する資格のいくつかを紹介します。
内装仕上げ施工技能士
この資格は、内装工事の実務技術を証明するものであり、施工技術の向上に役立ちます。
建築施工管理技士
建築の管理と監督に関する資格で、内装工事の一環として施工全体を調整できるスキルを示すことができます。
建築士
建築の専門家としての資格で、内装工事の設計や監督に関連する仕事に関与できます。建築士資格は高い専門性を持つ資格の一つで、給与アップに寄与するでしょう。
資格が給与アップに直結するわけではありませんが、技術の向上やスキルの客観的な評価に役立ちます。内装工事の分野では、継続的な学習とスキル向上が不可欠です。技術力を高め、関連する資格を取得することで、給与アップの道が開けるでしょう。
2. 作業者から管理者へ
内装工事の分野で給与アップを図る方法の一つに、実務経験を積み重ね、職長や施工管理などの管理ポジションを目指すことも一つです。優秀な職人が、現場監督や施工管理などの管理者の役割に昇進することは一般的です。管理者としての責任とスキルが高まることによって、給与も増加するでしょう。
3. 独立
内装工事の給与を向上させる方法として、独立することも一つの選択肢です。独立すれば、自身のスキルや経験を生かし、より高い収入を目指すことができます。しかし、独立は簡単なことではありません。技術だけでなく、会社を経営するスキルも必要です。
結論として、内装工事で給与をアップさせるには、資格取得やスキル向上、管理ポジションへの昇進,独立、など様々な方法があります。自身のキャリア目標に合わせて適切な方法を選び、ステップアップを目指すことが大切です。内装工事の分野は、スキルと経験を積むことで給与を向上させる可能性が広がる魅力的な職業です。
高卒と大卒で内装工事のキャリアは変わるのか?
内装工事の職業において、学歴はキャリアにどれほどの差をもたらすのでしょうか?
まず、内装工事の仕事を始めるにあたり、学歴に制限はありません、高卒と大卒のいずれの学歴を持つ人でも内装工事の職に就くことは可能です。
しかし、一部の大学には建築に関連する指定学科があり、指定学科を卒業することで資格の受験資格が早まるといったメリットが存在します。また、大卒者は初任給が高い傾向にあるため、初めの段階では魅力的に感じるかもしれません。
しかし、大学に4年間通うことを考慮すると、資格を取得するまでにかかる期間は、実は大卒でも高卒でもほとんど変わらないのが事実です。同じ年齢で比較しても、高卒で指定学科を卒業している人なら、大学に進学した人がまだ卒業しないうちに資格を取得できるということが言えます。
内装工事は、技術と経験が最も重要であり、どの学歴を持っているかよりも、実務でどれだけのスキルを磨き、経験を積むかが鍵となります。
結局のところ、内装工事の世界において高卒と大卒のどちらが有利というのは基本的にないと言えるでしょう。重要なのは、内装工事のプロとして就職した後、どれだけの努力をして技術を磨くか、経験を積むか、そして継続的に成長を果たしていくのかという点です。
学歴よりも、自身の努力が内装工の給与アップにつながるでしょう。
内装工事業界は可能性に満ちています。将来性のある仕事で、給与アップの機会も多く、学歴に関係なくキャリアを築くことができます。高卒から大卒まで、内装工事のプロとして成功するための秘訣は、技術と経験です。
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