おしゃれな美容室の内装とは?ポイントとタイプ別内装のデザインもご紹介!

コロナ禍で大きなダメージを受けたのが理美容サロン。しかし、コロナ禍での推移を見れば2021年は前年比約104%という数字が出ており、2022年度も微増ながらも増加傾向にあると予測されています。


全体的な傾向として、企業が多いエリアに立地するサロンの影響はテレワークの導入に伴い来客が減る傾向が見られましたが、ターミナル駅を中心とした住宅近接地エリアや、住宅地周辺のサロンは業績への影響が軽微にとどまっているとのことです。


では、同じエリアのなかでどのように競合店に差をつければよいのでしょう?

それは、内装デザインの完成度です。

美容室やサロンほど、内装デザインが経営に影響する業種はありません。

美容室の新規開業あるいは業績をアップさせるべくリフォームを考えていらっしゃるオーナーさまに向けて、顧客の心を捉える内装デザインのポイントを紹介します。




■美容室の内装デザインの基本とは?



内装デザインのスタイルは、その美容室のコンセプトによってさまざま。

ただしどんなデザインにも共通するポイントがあります。

それは、お客さまに特別な時間を提供すること。


美容室は物販と異なり、ネットショッピングで利益を生み出すことはできません。

必ず、お客さまがご自身で来店くださらないことには始まりません。

だからこそ内装デザインにこだわり、お客さまに「ここ」でしか得られない特別な「体験」をしてもらうことが必要です。


内装デザインを決める際は、性別・年齢層などのターゲットを絞り、高級志向にするのか親しみやすい雰囲気にするのか、ていねいにコンセプトを詰めていく必要があります。

そして、そのコンセプトを店舗デザインのプロの目でブラッシュアップすることにより、高い精度で理想をカタチにできます。

初期段階から、併走してくれる内装デザイン、とりわけ店舗リフォームのプロに声がけをすると、的確にイメージを具現化できます。




■お客さまを魅了する内装デザインの傾向とは?


「特別な時間」とひと口に言っても、空間表現としてはバリエーションがあります。


まず1つ目は、非日常感のあるデザイン。内装に使うマテリアルやフォルム、照明の色みや明るさの演出などで、ご自宅では味わえない空間を演出する方法です。


2つ目は、トレンドを捉えたデザイン。とりわけ若くてデザインコンシャスなお客さまが多い美容室では有効です。


3つ目は、リラックスできるデザイン。よそよそしくなりすぎず、カフェで過ごしているようなぬくもり感がある、癒しの空間でお客さまにくつろいでもらいましょう。




■代表的な内装デザインのポイントを解説!



オリジナリティを演出することも大切ですが、あまりに個人的な好みに走ってしまうとお客さまに受け入れられない可能性も。オンリーワンを打ち出すことも大切ですが、まずは万人に受け入れられるデザインをベースとして、個性をプラスしていくとよいでしょう。

ベースとなるスタイルを紹介します。


・ナチュラルスタイル

自然のぬくもりを宿し、生成りや茶、グリーンなどのアースカラーを取り入れたインテリア。一般的に住宅ではむくフローリングを床に使いますが、美容院では清掃の必要があるので床に使うのはNG。壁や天井などに用いるとよいでしょう。

観葉植物をうまく取り入れると、生き生きとした空間になりますよ。


・シンプルモダン・スタイル

装飾性を抑え、白や黒、グレーなどモノトーンを基調にし、シャープなラインを活かしたスタイル。素材は石やアイアン、鏡面などの無機質な素材を選ぶと、スタイリッシュな雰囲気を演出できます。ただし黒やグレーを多用しすぎると空間が暗い印象になってしまうので、白とのバランスに留意しましょう。

マテリアルの使い方によっては、今人気のホテルライクな雰囲気にもアレンジできます。


・インダストリアル・スタイル

工業用品を思わせる無骨で素材感の溢れるスタイルで、壁や天井のコンクリートを現しにした装飾性を控えた空間が基本。木材や金属など、異質なマテリアルを取り合わせると雰囲気を演出しやすくなります。男性にも女性にも人気ですが、年齢層で言えば若い人向け。床・天井・壁の仕上げをローコストで抑えられるメリットもあります。


・アンティーク・スタイル

古材を思わせるダークな色みをベースに、外国風のクラシックな模様の壁紙やシックな色のアクセントウォールを用いたスタイル。重厚感のなかにも遊び心を出すことができます。個性ある世界観を打ち出すことができますが、言い換えればお客さまを選ぶ傾向もあることはお忘れなく。


・ポップ・スタイル

心が浮き立つような明るい色を多用した、学生さんや子ども連れの親御さんにアピールできるスタイルです。親しみやすく楽しい雰囲気を演出できる反面、色使いや素材選びを間違えるとチープな雰囲気になってしまって価格設定と見合わなくなってしまうことには注意しましょう。




■機能、動線計画、感染症対策も兼ね備えて美しいデザインを



ベースとなるデザインの目安はつきましたか?

美容室の内装デザインをつくり込むためには、掃除のしやすさやメンテナンスも考慮して素材選びをする必要があります。


床の上には髪の毛が落ちるので、凹凸がなく汚れにくい素材がマスト。またシャンプー台まわりは耐水性のある素材を、薬剤を使用する場所では変色しない素材を選ぶことが肝心です。


さらにはお客さまが他人を気にせず過ごせる動線計画もマスト。スタッフがスムーズにお客さま対応できることも必要です。


特に昨今はコロナ禍の影響でソーシャルディスタンスが求められるので、席と席のあいだには程よい距離を。個室を設けるのも、お客さまがスペシャルな気分になれるだけでなく、感染症対策としても有効です。




■美容室の内装デザインなら、店舗リフォームのプロ・アクトにお任せください!


美容室は多彩なデザイン性が求められるだけあって、時にはアパレルやカフェ、レストランなど、ほかのジャンルの店舗づくりからヒントを得ることも有効です。

滋賀県大津市のアクトは年間30〜40件の店舗内装を手がけており、美容室はもとより、アパレル、飲食店や雑貨店、商業施設などの実績を数多く積み重ねてきました。

デザインの引き出しが豊富で、夢を叶えるための提案力にも定評があります。


イメージが固まった段階で3Dパースを作成するので、デザインの専門知識がなくともリアルな雰囲気や空間のボリュームを確認いただけるので安心。

メンテナンスまで責任をもってトータルサポートいたしますので、まずはお電話やメールにてお問い合わせくださいね。