フードデリバリー・テイクアウト対応で売上アップ!店舗改装のポイントとは?

コロナ禍により、大ダメージを受けたのが飲食店。またいつコロナが大流行するかわからないので先行きが見えない、新規開業をしたいけれども踏み切れない……というお声をよく耳にします。


こうした事情を背景に、今、人気を博しているのが、フードデリバリーやテイクアウトに対応する店舗づくり。今回は売り上げアップのための、店舗改装のポイントをご紹介します。




■フードデリバリー導入とは? 気になるマーケットの動向もチェック



2020年に新型コロナウイルスの感染拡大が起こってから、日常が一変しました。

マスク着用がほぼ義務に。また通勤がなくなりリモートワークになり、オンライン会議が定着。そして何と言っても行動制限で人々が外出・外食を避けるようになったことや時短営業で、飲食業界は大打撃を受けました。


一方で需要を飛躍的に伸ばしたのが、フードデリバリー市場。

2019年には約4182億円だったマーケットは2020年に前年比50%アップ、さらに2021年は7975億円と91%(前年比27%)もアップしています。

今年2022年には1兆円を突破する見込みで、今後も堅調に成長していくと専門家は見ています。




■フードデリバリーと店舗営業は、兼業体制で行うべき


もちろん、無理にデリバリーを行わなくても店舗経営はできる、という声もあります。

実際にデリバリー専門店も増え、「ゴーストレストラン」とも呼ばれています。イートインスペースが必要ないことから開業コストを抑えられるメリットがありますが、実店舗がないため信頼度がやや落ちる……とも言われています。


やはり主流は、フードデリバリー(またはテイクアウト)と店舗営業の兼業。

というのも、フードデリバリーやテイクアウトは店舗にとっても大きなメリットがあるのです。


初期費用をほとんどかけずに始められるフードデリバリーは、新規顧客を開拓しやすく、結果として商売圏を広げられ、より多くのターゲットにアプローチできます。

出前館やUberEatsなどアクセス数の高いサイトを通じてお店のことを知ってもらえるのは大きなチャンス。


さらに、席数や混雑状況にかかわらず、売上を伸ばせます。

デリバリーで知名度が向上することにより、イートインのお客さまも増やせる期待も。雨の日など客足が減りがちな日でも、デリバリー対応していれば売り上げを伸ばせます。


このようにデリバリー、イートインの両輪で売り上げを増やすことができるのが兼業体制の強みであると言えるでしょう。




■資格や始めるために必要なものは?



ではフードデリバリーを始めるにあたり、必要なものは何でしょう?

まずは「食品衛生責任者」の資格の取得、調理スペース。これはデリバリーをする、しないにかかわらず、一般の飲食店と同じです。


そして、デリバリー代行サービスへの登録や、デリバリー代行アプリを使用するためのWi-Fi環境もマスト。

また料理を入れるための容器や包装、スプーンや割り箸などが必要になります。

スープなど液体類を扱うのなら、こぼれない容器のセレクトも大切です。


注意したいのは、衛生管理の問題です。

デリバリーは出来立ての状態で料理を出すわけではないため、イートイン以上に衛生管理に留意しなければなりません。

お客さまの手元に届くのに時間がかかることを考慮して、冷蔵保存が必要なものには保冷剤をつけるなど、おいしくかつ安全に料理を提供できるように心がけましょう。




■もう一つ必要なものは店舗改装! フードデリバリーに向けた改装のポイントとは?



このようなソフト面だけでなく、フードデリバリーを始めるならハード面も整えたいところ。

というのも既存の店舗でそのままフードデリバリーやテイクアウトを始めようとすると、店舗の動線で不具合が起こり、常連のお客さまにも迷惑がかかってしまうケースが多々あります。


これを解決するのが、デリバリー専用の受け渡し口の設置。

イートインスペースの来客と動線を分けることで、出入り口の「密」を防ぐことができます。またスタッフとお客さまとの接触を最小限に抑えることができ、安心感にもつながります。


場所は店舗にできるだけ入らなくて済むよう、出入り口や外観(ファサード)を改装するのがおすすめ。

ビジュアル的なメリットも大きく、まず外観が変わったことで、道ゆく人の興味を引くことができます。

さらにこのお店ではデリバリーを行っているのだと、視覚的にアピールすることがあのうです。

リニューアルで周辺の競合店との差別化も期待できることでしょう。


改築といっても、店舗全面に及ぶ大掛かりなものにはなりません。

出入り口の隣やファサードの一角にデリバリーの受け渡し専用カウンターを設けるだけで済むので、費用対効果は抜群。

もし予算に余裕があるのなら、ファサードデザインをリフォームしたり、デリバリー専用カウンターの近くにミニキッチンを設けてイートイン動線と明確に区別すると、より効果的なフードデリバリー対策となります。




■フードデリバリーとの両輪で売り上げアップ!飲食店の改装はアクトにお任せください!



フードデリバリーは今後も高いニーズが見込まれることから、導入する飲食店が増えています。だからこそ店舗デザインにより、近隣店との差別化をすることが必要です。

単に導入するだけでは売り上げ増に結びつけにくいので、フードデリバリーを効果的に訴求し、動線問題も解決するためには、改築が望ましいと言えます。


滋賀県大津市のアクトは年間30〜40件の店舗内装を手がけており、飲食店やアパレル、雑貨店やヘアサロン、商業施設まで多彩な経験と高い技術をもっています。

さまざまな業種の店舗を手掛けているため視点が広く、トレンドを抑えつつ個性を表現したデザインと、売り上げ増に向けた質実な提案が強みです。


イメージが固まった段階で3Dパースを作成するので、リアルな雰囲気や空間のボリュームを確認した上で、施工に入れて安心。設計から施工まで一気通貫で承っているため、高い精度でデザインをカタチにできます。


新規出店・リニューアルを問わず、メンテナンスまで責任を持ってトータルサポートいたしますので、まずはお気軽に、お電話やメールにてお問い合わせくださいね。