皆さんこんにちは。
滋賀県大津市に拠点を置き、近県で店舗・住宅の内装工事・外構工事などを手がけている株式会社アクトです。
新しくお店をオープンする時や、心機一転リニューアルする上で、大切なのが店舗デザイン。効果的な集客のためには、そこに入ってみたい、居て心地よいと感じさせるデザインが必要です。
特に最近はSNSでの「映え」が評判を呼ぶ時代。いくら美味しさに定評があっても、店舗デザインが良くなければ顧客の満足度は高まらず、リピーターも増えません。料理のジャンルが似ているのなら、自然と足を向けたくなるのはインテリアが素敵なお店なので、店舗デザインは同業者との差別化にもひと役買い、ブランディングにも影響します。
今回は飲食店における失敗しない店舗内装デザインを解説します。
■良いスタートを切るためにはコンセプトづくりが大事!
まず大切なのは、店舗のコンセプトを決めること。ビジネスでは「7W2H」と言われますが、これは「Why」「When」「Where」「Who」「Whom」「What」「Which」「How」「How much」を意味します。
「Why」は、オーナーの開店モチベーションや、お客様が足を向けたくなる理由。
「When」は、開業時期と営業時間。
「Where」は店舗の立地。
「Who」は従業員像や、切り盛りできる人数について。
「Whom」は客層の設定。性別・年齢層・嗜好のイメージを固めましょう。
「What」はメニューやサービスの特徴、アピールポイント。
「Which」は、看板メニュー。ついスマートフォンで撮りたくなるような見た目と、キャッチーなネーミングも大切に。
「How」は、お店の存在の周知方法。
「How much」は、開業資金や客単価・回転数の決定です。
こうしたことを列記していくと、足りないところや矛盾点が浮き彫りになります。コンセプトをより掘り下げることができるとともに、内装デザインを依頼する業者にもイメージを伝えやすくなります。
■照明や家具などインテリアのディテールにこだわる
インテリアは料理のジャンルに合っていることはもちろん、ゆっくりと料理を味わってもらうのか、回転数を上げたいのかなど、店の運営方針により異なります。
たとえばヨーロッパ生まれのカフェ・スツールは、名前だけ聞くと素敵な印象を受けますが、本来はそれほど座り心地がよくありません。背もたれがないので気軽に座れる分、体が安定しないので長い時間は過ごしづらいのです。したがって単価が低く、その分、回転数を上げたいカフェにはぴったり。家具一つとっても歴史と背景があり、いかにインテリア、引いては内装デザインが飲食店に大事なものかを物語っています。
また照明も重要なファクター。適切な明るさ・色温度は業態によって異なります。たとえばビンテージ感のあるインテリアなら、天井部分は明るく、下にいくほど暗くして、大人っぽい雰囲気を演出。長い時間滞在させたいのなら、色は温もりのあるオレンジ系の照明が良いでしょう。
逆に回転率重視なら、青みがかった白っぽい色で空間全体を明るくすれば、不用意に長く滞在する気にはなりません。光は客層の行動を促す役割ももっているのです。
■お客様が過ごす空間を支えるバッグヤードのデザインも忘れずに
飲食店では、お客様が快適に過ごせるための動線計画も重要です。店内で過ごす客と、入店あるいはレジで支払いをする客の動線は交わらないことが基本。
そしてスムーズに料理を供するために、バッグヤードとなる厨房のレイアウトも重要です。料理をつくる動線、配膳・片付けをする動線が整理されていないと、混乱のもとになってしまいます。
さらに言えば、衛生的な空間を保つため、汚れに強くメンテナンスしやすい素材選びも必須です。
ただしこうした計画や素材選びは、自分で考えて煮詰まってしまうより、経験豊富な内装デザインのプロに相談するのが正解。
滋賀県大津市のアクトは年間30〜40件の店舗内装を手がけており、アパレルを中心に飲食店や雑貨店やヘアサロン、商業施設まで多彩な経験と高い技術をもっています。
イメージが固まった段階で3Dパースを作成するので、リアルな雰囲気や空間のボリュームを確認した上で、施工に入れて安心です。
新規出店・リニューアルを問わず、デザイン・設計から施工、メンテナンスまで責任を持ってトータルサポートいたしますので、まずはお気軽に、お電話やメールにてお問い合わせくださいね。