先日、ベトナムへ
人材の面接等の為の視察に行って参りました。
久々の海外でしたので、パスポートも再取得したりで色々と準備が
大変でしたが、内容をご報告させて頂きます。
最近、ベトナムへの直行便ができた?はずの
LCCのベトジェットエアーさんに乗っていきましたが
さすがLCCですね、めちゃくちゃ椅子の間隔が狭いです
モニターも何もないので、途中いったいどこを飛んでるのかも全く分かりません(笑)
関空からノイバイ空港のハノイまで行きは6時間程度です
空港まで現地法人のTMS人材株式会社の
担当のチュン君が迎えに来てくれておりまして、
訪問期間中は移動から食事まで全て世話をしてくれます。
チュン君には今年の夏ごろの弊社での打ち合わせから、
今日に至るまで色々と頑張ってもらっております。
写真の車で各所へ案内してもらいます。
昼食に現地で有名なフォーのお店に案内してくれまして
食べましたがなかなかおいしかったです(笑)
そして、TMS人材株式会社さんへ訪問させて頂きました。
なかなかしっかりとしたところで少し驚きました。
ベトナムでは日本へ人材を紹介する為の人材斡旋会社がたくさんあり
TMSさんはその中の1社になります。
ベトナム政府にも認定されていて、海外へ人材を送るという
ビジネスとして確立していると、日本ではあまり聞かないので、へえ~という感じでしたが
こちらでは普通にご商売されています。
左から 担当のチュン君、専務のタインさん、私、従業員の宋君ですね
中は普通に日本にもあるような会社さんで色々お話を伺いました。
とりあえず本日は、訪問のみで面接等は明日なのでこの後ホテルへ移動しました
写真を撮り忘れましたが、ホテルもなかなか綺麗なところでしたよ。
夕食は、現地で有名なベトナム料理のお店に招待してくれましたね
お店では、常務のジャプさんがお待ちになってくれてました
お店の雰囲気も良くてかなり良いお店でした。
料理もビールもおいしかったですし、
皆さんのおもてなしの気持ちがとても嬉しかったですね(笑)
このお店はなかなかの高級店らしく、現地の方は来れないと言ってました
ベトナムのかたの1カ月のお給料は日本円で大体3~5万円ぐらいらしく
現地も貧しい感じなのかと思ってましたが、車やバイクはガンガン走ってますし
町の人の活気も結構ありましたので、そんな感じには全然見えません
そして翌日に選抜された6名の方と面接させて頂きました。
皆さん、覚えたての日本語で大きな挨拶をしてくれまして
声の大きさに、圧倒されてびっくりですね
やはり声が大きいということは
仕事では第一条件です。
一人一人とチュン君に通訳をしてもらい
お話をしました。国、文化、言葉が違うので面接の質問が最初なかなか出ず困りましたが、皆さん夢を持っておられて
貧しい生活をしているせいか
家族に家を買ってあげるとか、自分のお店を持ちたいとかです。
ハングリー精神は人一倍あり、
お金を稼ぎたいという、鼻息の荒さが
伝わって来ました。
6名の中から2名の方を選びましたが
どの方でしょうか??
入社されましたらまたご紹介しますね。
続きまして、訓練施設の視察です。
こちらは、日本語の訓練施設でして
写真に1日のスケジュールがありますが
毎日、日本語や日本のしきたりなどを
住込みでみっちりと訓練するみたいです。
ここに来られる方は企業の面接に選ばれた人のみです。
授業中の教室にお邪魔しましたが
皆さん起立して挨拶してくれまして
縫製で愛知県、水産加工で何々県とか教えてくれました笑
皆さん元気で日本で働く為の期待感がすごく伝わって来ました。
皆んなのあの顔を見れたので、
やはり来て良かった。と実感です。
みんなの期待を裏切れませんので、
襟を正して気を引き締めて行きます。。
そして別の実技の
訓練施設にもお邪魔しました。
溶接や足場、清掃、塗装など
どれも簡単なものでしたが、
経験するとしてないでは
大きく違うので
企業側からしたらこれは助かります。
面接に視察へと今日はあちこちへ
行きましたので
ベトナムのマッサージへ行ったり
クルマ移動ばかりでしたので
街をぶらぶらして、ローカルな店で
ビールを飲んだり
夕食はまたまた有名店で
ベトナム料理を食べたりで
かなり濃い一日でした(笑)
最後にチュン君が、
空港の近くが自宅なので来て欲しいと
いうので、
どうして家に招いてくれるのか
を尋ねると、
今家にお父さんと一緒に住んでいて
お父さんは日本人と会ったことがないので
生きているうちに会って写真を撮って欲しいと。 そんなん全然OKOK!とお邪魔して来ました!
果物でおもてなしして頂きまして
1番右の方がお父さんです。
私のよこで、全く分からない
かなりでかい声のベトナム語で
何回も、次は正月に来てください!と
言われてました。。
最後は笑ってしまいましたね(笑)
実はチュン君も過去に
日本に実習生として来られてまして
そこで貯めたお金でこの家を買ってあげたらしいです。お父さんとしては嬉しくて仕方ないみたいでしたね。
そして、弾丸ベトナムツアーも最後に
なりまして、夜中の飛行機で無事に帰国して参りました。
一から最後まで世話をしてくれました
チュン君には感謝感謝です。
彼がいなかったら
右も左も分かりませんし(笑)
今回のブログは長々となりましたが
何故事細かに紹介させて頂いたかの
意味ですが、
ベトナムや中国の方の労働者を雇って
働かせている。と聞くだけで
日本では良い想像をされる方は少ないのではないでしょうか?
今回の訪問も、わざわざ現地に行かんでも良いんじゃないの??とか言われましたが
私はやはり、直に会って話して、現地の空気に触れて、目で見て感じて、しっかり納得をした上で、現地の方に来て頂くと決めておりました。
最近は国会でも海外の実習生の話題が上がってますし、緩和する為の法案も通りました。 テレビでも特集が増えてます。
日本の企業が実習生を物や道具みたいな扱いをして、タコ部屋に何人も詰め込み低賃金で働かしているとか、イジメで実習生の自殺が増加しているとか。
色々見たり聞いたりしますが、
私はそれだけはしたくないと、考えていますし、そう思われたくないですね。
ここ何年か求人採用に苦戦をしておりまして、何か他に手が無いかと探っていました。
業種違いですが、現場の業者さんが
海外の実習生を何人も雇われていて
作業を見てましたが、まず作業雰囲気が良かったです、テキパキと姿勢も良いし。
ふと、全然大丈夫やな。と変に納得したのがきっかけですね。
来年の5月頃には2名の方が日本に来られますが、雇い主の私は彼らの夢が実現する為に最大限のサポートをして行きたいと思っております。
「俺に関わった奴は
全員幸せになってもらう」
ちょっと偉そうですが真剣です。(笑)
かわいそうですが、
彼らにも幸せになってもらいます。
ただし、
仕事は簡単ではありませんし、甘くはありません。 時には叱りもするでしょうし、もちろん褒めることもあると思います。 それは従業員のメンバーと同じです
逆に私がみんなに怒られることもありますが(笑)
ですので、今から訓練が待っている
2人には夢と希望を持って
胸を張って日本に来て欲しいですね。
今からとても楽しみです。
今回は長々となりましたが、
ちょっとした私の思いを書かせて頂きました。
これからも、求人採用活動は続けて行きます。 もちろん、性別も国籍も問いませんよ〜! ちょっとでも興味があったり経験がある方、経験が無い方、どなたでも大丈夫です! indeedの掲載からでも、直接のお問い合わせでも構いませんので、お気軽にお問い合わせ下さいね!!
代表取締役 福田 巧